筧さん
2024年度入社

職場の雰囲気については、想像していたよりもずっと静かな環境だと感じました。入社前は、開発現場では報連相が重要だと聞いていたので、業務を進める上で直接会話をする機会が多く、現場は活発なものだと思い込んでいました。新人技術研修や実務現場でも業務に関する話題以外に私語はほとんどありません。報連相や情報共有の最低限の会話はありますが、メールやチャットも活用しているため静かです。あとは各自で仕事を進めていくような感覚です。
「落ち着いて作業をしましょう」、というアドバイスをもらったことを覚えています。作業期限が迫っていたり、進捗が芳しくない場面においては誰しも焦ってしまうものかと思います。新人技術研修の際には焦ってしまった場面があり、取り乱して状況を悪化させてしまう、といったことがありました。その際に受けたアドバイスから、私には「焦らない」という意識が不足している事に気づきました。焦っても良いことはありません。状況を悪化させる前に深呼吸をして、着実に業務を進めていくことが最善の選択だと考えています。
作成していたプログラムが上手く動作して、システムに組み込まれた時には感動しました。動作しないプログラムがあった時に、自力で直したものが想定通りに動いた場面では、達成感と同時にチームへ貢献できたという満足感が得られました。チーム内で話し合って、時間をかけて決めた仕様が目に見える形で出来上がることは、想像よりも嬉しいことでした。
チームで開発業務を進める際には、各メンバーの役割や進捗を全員が把握していることが望ましいです。新人技術研修で私のチームは、googleスプレッドシートなどのツールを活用して、各人の役割、進捗、課題などを全体共有していました。複数人で同期的に資料を編集することで、過不足のない報連相が実現し、開発業務は円滑に進みました。
(入社前に学習しておいたほうがよいと感じた知識)
ネットワークに関する知識があればより良かったと感じています。 システム開発はコンピュータを用いて行われますが、どのコンピュータも何かしらの通信をし、他のコンピュータと情報をやりとりします。ネットワークの知識を持っておくことが、業務でネットワークエラーが発生した際の解決の一助になったり、開発する製品の仕様への深い理解にもつながり得ます。 また、インターネット、LANやWANをはじめとするネットワークに関する知識は、情報セキュリティさらに個人情報にも関わる箇所ですので、パソコンやスマホの所有が当たり前の現代においては、誰もが知っておくべき前提知識だと感じています。
新人技術研修ではソースコードだけではなく、仕様書などもエクセルやワードで作成しており、体感では資料作成がウェイトの半数を占めていました。 そこではショートカットキーの使い方や、資料作成のマナーなどを学習しました。 もちろん実業務でも仕様書や設計書を閲覧・作成しますし、少し発展してエクセルに実装されている関数を使用することもあります。その際には研修で得た知識がベースとなり活用出来ている、と感じられます。
知識と業務とがリンクする場面です。 例えば、資格勉強などで得た知識内容がチーム内の会議や開発資料で取り上げられたときには、あくまで知識だったものが現実世界で活きた感覚があり、面白いと感じます。 また逆に、知らない単語や専門用語を耳にして、後から意味を調べた時も同様に「そういうことだったのか」と面白みを感じることが出来ます。
どんな事柄においても「やりたい」「やってみたい」と感じたなら、一歩足を踏み出してみてください。就活とは心身ともに消耗する大変なことだと思いますが、自分自身を見つめなおす成長の機会でもあると思います。 どんな業種、会社を志望するとしても、躊躇せずに突き進んでみましょう。 体調に気をつけて頑張ってください。どんな形であれ、皆さんの就活がうまくいくことを願っています。